
最近ニュースでよく聞く「マトリ」とは一体何の事なのでしょうか?
マトリとはというのは、麻薬取締部の事です。
では、一体どんな仕事内容なのでしょうか?
今回の記事ではマトリについて
マトリとは一体どんな仕事なの?
マトリになる為に必要な資格とは!?
についてまとめてみました。
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マトリとは一体どんな仕事なの?
参照元:
麻薬取締部の取締官(マトリ)の人は実は警察官ではありません!
警察ではなく、実は厚生労働省の職員なのです。
ただ、厚生労働省の職員としての位置付けが通常の職員と違い、「司法特別警察職員」という立ち位置になります。
現在の所、日本には290名の麻薬取締管がいます。
意外にも人数が少ないですが、薬物取締に特化した部署、いわゆるエリートの為、
この人数で動くにはちょうどいいのかも知れませんね。
マトリだけの特権がある?
実は、マトリだけに許された特権があります。
それの内容がこちらです。
麻薬を買える(麻薬取締法58条)
日本国内で麻薬を買ったらみんな違法ですが、
麻薬取締官については麻薬取締法58条で、買っても良いことが法律上認められています。
これは麻薬取締官のみの特権でなんと警察官にも認められていません。
では、なぜ麻薬取締官のみの特権なのでしょうか?
それは、おとり捜査をする為に買う必要がある場合がある為です。
おとり捜査をする為に、密売人から薬を購入し、そこから証拠を得て逮捕する。
これは、業務上必要な麻薬取締官のみに与えられた特権ですね。
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マトリになる為に必要な資格は!?
麻薬取締官といっても立派な国家公務員です。
上記記事にも書いてありますが、麻薬取締官は厚生労働省の職員です。
その為、まずは厚生労働省の採用試験に合格することが必要です。
厚生労働省を受けるには受験資格は大卒必須です。
その後、厚生労働省に決まった後、下記の資格を有している場合麻薬取締官の採用試験を受ける事が出来ます。
- 家公務員一般職試験(大卒程度)の「行政」or「電気・電子・情報」「化学」の受験者
(最終合格が採用条件)
②薬剤師又は薬剤師国家試験合格見込みの者で30歳以下(但し、薬剤師国家試験合格見込みの者については薬剤師免許の取得を採用条件とする)
*他にも、学部など考慮されるケースもありますので、一概に上記内容だけではありませんので注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事ではマトリについて
マトリとは一体どんな仕事なの?
マトリになる為に必要な資格とは!?
についてまとめてみました。
麻薬取締管は警察管ではなく厚生労働省の職員という事にはビックリしました。
日々、危険と隣り合わせの仕事ですので、訓練なども大変そうですね。
これからも、日本の未来の為に頑張って下さい。
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