
日本体育大学(日体大)の学生による「集団行動」というパフォーマンスをご存じでしょうか。
不定期に放送されているテレビ朝日系バラエティ番組『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン』において、この「集団行動」というパフォーマンスが密着という形で、放送されることがあるのだそうです。
この「集団行動」は、日体大の清原伸彦(きよはらのぶひこ)名誉教授によって、研究・開発され、清原伸彦名誉教授の指導の下、1966年から男子の「集団行動」が行われ、2011年からは、女子の「集団行動」も始まったそうです。
現在では、日体大で、2年に一度実施される「体育研究発表実演会」において、披露されているようです。
テレビ番組で放送されるようになり、日体大の「集団行動」というパフォーマンスが、一気に広まりましたが、今では『全国小学生集団行動発表会』というものがあり、小学生にまで「集団行動」が広まっているそうです。
このような日体大の「集団行動」が、小学生にまで広がったのは、日体大の学生が卒業後に、教師として小学校などに赴任したあとに、「集団行動」を指導していったことが大きいようです。
しかし、この「集団行動」というパフォーマンスには、賛否両論があり、ツイッターなどで、たくさんの意見が飛び交っています。
そこで、この記事では、日体大の集団行動について、
日体大の集団行動が気持ち悪い理由とは?
日体大の集団行動に海外の反応は?
の話題をご紹介します。
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集団行動が気持ち悪い人の理由は?
出典:http://www.nittai.ac.jp/event/25_51.html
日体大の集団行動を見た人の感想は、先程述べたように、賛否両論あるのですが、賛成派の意見としては、「大変素晴らしい」「人間技とは思えない」「完璧に揃った動きがすごすぎる」といった意見です。
一方、日体大の集団行動に否定的な意見の中でも、特に多い意見は、「気持ち悪い」というものです。
どうして気持ち悪いのかというと、集団行動の動きが、北朝鮮のマスゲームを思い起こさせるからという理由です。
北朝鮮のマスゲームと聞いたら、ほとんどの人が知っているのではないでしょうか。
よくニュース番組で、北朝鮮の一糸乱れぬマスゲームが放送されていますよね。
あれを見たときに、「気持ち悪い」とか「なんか嫌な感じ」、「寒気がする」という感覚を覚えたことがある人は多いのではないでしょうか。
確かに、日体大の集団行動と北朝鮮のマスゲームは、似ているところがあると思います。
また、洗脳されている、軍隊みたい、怪しい宗教のようだという意見もあるようです。
私は、日体大の集団行動を映像で見たことがありますが、どちらかというと、賛成派です。
日体大の集団行動を見たときの感想は、素直に「すごい」と思いましたし、ときどき観客から笑いが起こるのですが、この笑いも意図的に起こるようにしてあって、「面白い」とも思えたので、本当に素晴らしいと思いました。
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日体大の集団行動に海外の反応は?
出典:http://biznot.xsrv.jp/post-667-667
実は、日体大の集団行動は、海外進出を果たしています。
今年の7月、スイスのバーゼルで開催された「Basel Tattoo(バーゼル・タトゥー)」という軍楽隊の祭典に、海上自衛隊東京音楽隊とともに、日体大も招待されて、集団行動を披露したのです。
日体大の集団行動に対する現地での反応は、とてもよかったらしく、大きな歓声や笑い声が絶えず、最後は大きな拍手を受けたようです。
ただ、この会場の反応だけでは、海外の反応はわからないので、日体大の集団行動の動画に寄せられた外国人のコメントをいくつか挙げておきます。
忍者みたいだ。
まるで日本人のロボットみたいだ。
これを見たら、日本人とは争いたくない。
日本の製品の素晴らしい理由がわかる。
などです。
外国人には、日体大の集団行動を見たときに、北朝鮮のマスゲームとか、洗脳などの否定的な意見よりも、日本人の良い面と悪い面が見えたようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、日体大の集団行動の
日体大の集団行動が気持ち悪い理由とは?
日体大の集団行動に海外の反応は?
についての話題をご紹介しました。
日体大の集団行動を見た日本人の反応は、どうしても北朝鮮のマスゲームや軍隊、宗教、洗脳といったイメージを想起してしまうようです。
一方、海外の反応は、日本人の良い面と悪い面を想起させるようです。
今後、日体大の集団行動は、小中高生に拡大していくのか、それとも縮小していくのか、注意深く見ていきたいと思います。
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