
そもそも「母の日」っていつから始まったのでしょうか?
5月の第2日曜日になると何となく「母の日」っていう気分になって、
お花屋さんに行ったりデパートなんかの母に日セールに走ったり
それでお母さんの嬉しそうな顔見て贈った方もけっこう幸せになったりして。
それはそれでいいのですが、もう少し詳しく、母の日ってナニ?
を調べてみました。
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「母の日」の起源は?
参照元:http://img.e87.com/selection/mother/
キリスト教の復活祭って知ってる?
イースターの卵に色塗ったりして最近は日本でもわりに知られているけど
これは十字架で亡くなったキリストがこの世に再び復活した日をお祝いする大事な祭典。
この復活祭の3週間前に母の日があったということです。
もちろんヨーロッパの話で、それも17世紀のこと。
当時親元を離れて遠くに働きに出ていた子供たちが年に一回、教会でお母さんと会える日、マザリング・サンデイと呼ばれていました。
復活祭の日が3月末から4月とか、不定なので、
母の日の日付もバラバラでした。
ノルウェーでは2月、
ブルガリア、セルビア、エジプト、レバノン、シリア
その他多くの国では3月、
珍しいところでは
タイでは8月、インドネシアでは何と12月です。
これはキリスト教とは関係はありませんよ、念のため。
圧倒的に多いのはやはり5月。
ただこれも、第2日曜日だったり、第1日曜日だったり、
5月の最後の日曜日だったりけっこうバラバラなのですね。
アメリカのアンナ・ジャービスという女性が亡き母を偲んで、教会で母の好きだった
白いカーネーションを配ったのがどうも日本でも広まった母の日の
そもそもの始まりだったみたい。
1907年のことです。
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世界ではどんな贈り物をするの?
アンナさんがお母さんのために選んだ白いカーネーション
それ以来「母の日」といえばカーネーションが定番。
もっとも最近では、ちょっと高級感漂う胡蝶蘭とかお花の種類もいろいろですが、
世界ではどんなものを贈っているのかな?
お隣の韓国では現実的にお金が喜ばれるそう。
タイでは、王妃の誕生日8月が母の日なので王妃の好きな水色の服を着て
ジャスミンの花を贈るんですって
フィンランドではミニバラ、
イタリアではアザレアの鉢植え、
アメリカではカーネーションですが、
日本ほどお花の種類にはにこだわっていないみたい
カナダやアメリカでもっともポピュラーなのが
マザーズデイ・カード
参照元:http://funhandprintartblog.com/wp-content/
お庭で摘んできたお花にちょっと可愛いカードをそえてテーブルに置いておくとか、
子供たちでケーキを焼くとかお父さんが、お母さんと子どもたちを
ステキなディナーに連れて行くとか。
ちなみに我が家では私の好きなワインとお花と家族全員のサインがある
ハッピー・マザーズ・デイのカードが朝のテーブルに飾ってあるのが定番。
アメリカ人の夫がカード大好きな人なので、、、
まとめ
日本の「母の日」って
何だかちょっとコマーシャル化してないかな?
特別に高い贈り物じゃなくてもお母さんの好きな食べ物やお花に
心のこもったメッセージをそえてそっと差し出せば、
きっとお母さん、何よりも嬉しいかも。
要は、いつも言えない
ありがとう!を伝えられればそれでいいんだと思うよ!
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