
クララは外来種の魚の名称なんですが、可愛い名前とは違って見た目はインパクト大な感じですね。
クララはウォーキングキャットフィッシュのことで、東南アジアやインドにいるナマズ目・ヒレナマズ科の魚です。
クララはカラフルな色合いの見た目にもなるので、日本でも観賞魚として人気があって流通していますね。
このクララは日本に生息しているのか、購入方法や値段の相場はどれくらいなのかを調べていきたいと思います。
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クララってどんな魚?
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1618101/1629239/97625673
クララは日本にも生息しているナマズのような見た目で、体長は60~70センチ前後まで成長する河川や池に住む外来種ですね。
クララの正式な学名はクラリアスといい、クララはナマズの総称のようなものでマーブルやアルビノといった見た目が美しい個体は、観賞魚としても人気が高いです。
基本的に水中にいますが、水から出て沼地などを体を這わせながら移動することもできるので、別名ウォーキングキャットフィッシュと呼ばれたりもします。
クララは気性が荒い魚としても有名ですが、ナマズ特有の何とも愛嬌のある顔が可愛い感じもしましたね。
またクララは非常に丈夫な魚なので、水質悪化にも強く餌もどんどん食べてくれるので飼育がしやすいのも特徴です。
餌は基本的に何でも食べて熱帯魚用の餌から生身の切り身など、どんどん食べるので餌の量を抑えないといけないくらい食欲旺盛な魚でしたね。
日本で野生化が問題?
http://portal.nifty.com/kiji/171202201366_1.htm
クララは外来種の魚なので、日本の自然界には生息しないはずですが、近年では沖縄県などで野生化していて大きな問題になっていますね。
沖縄県は1年を通じて暖かい気候なので、クララが自然界で容易に生きていけることも沖縄に多くいる一因のようです。
熱帯魚として人気がある反面で、飼育当初は小さかった魚体も、どんどん大きくなってしまい手に負えなくなり河川などに捨ててしまう人が後を絶たない感じです。
沖縄県では2000年にクララの定着が確認されていて、今現在も繁殖して増える一方のようですね。
日本ではクララは要注意外来生物に指定されていて、河川などに離さないよう注意換気されています。
クララは非常に獰猛な気性なので、日本に元々いる固有種の魚の生態系も滅びてしまう危険性もある魚でした。
沖縄では釣りのターゲットとしてもクラランは人気で、大型魚の強い引きが魅力で色鮮やかな見た目も釣り好きの間でも人気があるようですね。
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購入方法や相場は?
http://nettaigyo-forest.ocnk.net/product/2304
クララはカラフルな色合いから熱帯魚として飼育されていますが、購入方法や値段の相場を調べて見ました。
小さな個体も販売されていますが、良心的なお店では安易にクララを買わないように指導してくれるようです。
クララの購入方法は熱帯魚専門ショップや通信販売で買えますが、見た目が可愛いからと安易に購入すると、成長も早いので大きくなり手に負えなくなる人が大半のようです。
ネット販売だと簡単に購入できてしまうため、小さい時に購入したが結局どうしようもなくなり、自然に捨てる人が多いことが野生化する最大の原因です。
クララを飼育する前に、どんな魚なのかを勉強してから、本当に責任を持って育てていけるかを考えてから購入するのがベストですね。
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