
プロ野球選手としてカープ入団後、外野手、内野手のバイプレーヤーとして大活躍した苑田聡彦さん。
カープ一筋という人生を送っていると言われているだけあり、引退してから40年近くカープのスカウトを務めている名スカウトとしても有名です。
この記事では苑田聡彦さんについて、
苑田聡彦のプロフィール
年収はどのくらい?
スカウトした有名選手は?
の話題をご紹介します。
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苑田聡彦のプロフィール
参照元:http://www.1242.com/lf/articles/27208/?cat=life&feat=goodstory
名前:苑田 聡彦(そのだ としひこ)
国籍:日本
出身地:福岡県
生年月日:1945年2月23日(72歳)
身長:173cm
体重:73 kg
投球・打席:右投右打
ポジション:外野手、内野手
プロ入り:1964年
初出場:1964年
最終出場:1977年
福岡県立三池工業高等学校に通っていた頃から“九州一のスラッガー”として名をはせており、「中西二世」と呼ばれ期待されていた苑田聡彦さん。
1964年にプロ入りし、地元の西鉄ライオンズなどが獲得したいとしていたのですが、苑田聡彦さんが選んだのはその時に一番条件の低かった広島カープでした。
そんな広島カープへ入団の決め手となったのは担当だった久野久夫スカウトの人柄であり、のちに苑田聡彦さんは「久野さんの熱心さにひかれた。お金はどうでもよかった」と語っています。
苑田聡彦さんは173センチという小柄な体でありながら、とてもパワーのあるプレーができ技術面も問題ないと評価されていました。
しかし一方で精神面では弱くかったため、残念ながら1軍では結果を残せなかったそうです。
カープ4年目となる1967年は、オープン戦で好調も開幕2軍を命じられ悔しさを味わったのですが、その悔しさが苑田聡彦さんを変えたそう。
その2ヵ月後に1軍へ戻ると、6月に山本一義の負傷欠場でチャンスを掴み、打撃が開花したのです。
この年は109試合に出場し、打率.266と自己最高の成績を残すなどし、ようやく定位置も確保できると思われました。
しかし、1969年に山本浩二の入団で外野から内野へコンバートされた苑田聡彦さん。
外野で山本浩二と競い合いたい気持ちが強かったため、春のキャンプに入ってもなかなかサインをしませんでした。
そしてこれ以降は打席にもあまり立てず、守備を固める出場が多くなります。
しかし1972年には三塁手、二塁手としての出場機会が増え、45試合に先発出場するなど大活躍。
1975年5月17日の大洋ホエールズ戦では、先頭打者本塁打を放ちチームを首位へと浮上させました。
その後も、カープのスーパーサブとしてこの年の球団の初優勝に貢献するなど、自身も忘れられないシーズンとなりました。
1977年に野球選手を現役引退し、スカウトとして球団に残った苑田聡彦さん。
東日本を中心に活動しているようです。
苑田聡彦さんは当初、東日本のことをほとんど知らなかった状態であったため、活動にはかなり苦労したと言います。
たくさんの名だたる選手を入団させた苑田さんは、2006年からスカウト部長に就任し、その後スカウト統括部長に就任しています。
年収はどのくらい?
参照元:http://www.1242.com/lf/articles/27208/?cat=life&feat=goodstory
そんな“名スカウト”苑田聡彦さんですが、スカウト部長に就任し、その後スカウト統括部長に就任にまでなった苑田さんの年収は一体どのくらいなのでしょうか。
そもそもスカウトとはいってもプロ野球選手ではないわけで、「球団職員」という役職となっていますよね。
球団職員は、いわゆるサラリーマン。
ということで、プロ野球選手のように何千、何億という多額の年収を稼いでいるわけではないと思われます。
名スカウトとは言われても職員(サラリーマン)とほぼ同じような給与体系となっているのではないでしょうか。
スカウトとして考えると、まだ駆け出しのスカウトの年収ともなればだいたい500~700万円ほどではないかと言われています。
とはいっても、普通のサラリーマンよりはかなりもらっているような感じですよね。
ただし、スカウトした選手が活躍すれば問題ありませんが、逆に活躍できなかった場合は最悪の場合スカウトをクビになってしまう可能性もあります。
そう考えると一般的なサラリーマンよりもシビアな世界かもしれませんね。
苑田聡彦さんはスカウトのなかでも統括部長というところまで昇格しているので、サラリーマンの部長クラスに相当すると思われます。
部長クラスと考えると、年収はだいたい2000万~3000万ほどではないかと思います。
すごい金額ですよね・・・!
正直、一般的に定年を超えると嘱託となってしまうためある程度昇給は下がってしまうものです。
しかし、スカウトの世界では実力や腕さえあれば70歳を超えても高い年収を稼ぐことができるんですね。
苑田聡彦さんが、いかに名スカウトなのかということが分かります。
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スカウトした有名選手は?
参照元:https://twitter.com/nhk_proff/status/943788037086920704
名スカウトと名高い苑田聡彦さんですが、これまでにいったいどのような選手をスカウトしてきたのでしょうか。
今まで苑田さんがスカウトしてきた選手たちは、毎回とても大きな活躍を見せていますよね。
苑田聡彦さんがスカウトし入団させ活躍を果たした選手たちは以下の通りです。
・江藤智
・金本知憲
・嶋重宣
・黒田博樹
・大竹寛
・永川勝浩
主な活躍選手はこちらの方々です。
ここまで名前の大きな選手たちが、苑田聡彦さんのスカウトによって球団で活躍をしてきました。
苑田さんのおかげで花を咲かせた・・・と言っても過言ではないでしょう。
やはり、選手を見極める目が鋭いのだと思います。
宝石となる“原石”を見つけるのがとてもうまいのでしょうね。
名スカウトと呼ばれているだけありますし、球団へスカウトした選手はだいたい有名選手として成長していくというのがとてもすごいです。
その目はまさに本物だと言えるでしょう。
素晴らしく高い実力を持ったその見極め能力で、これからも大活躍する選手の発掘をぜひ頑張っていただきたいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
苑田聡彦のプロフィール
年収はどのくらい?
スカウトした有名選手は?
についての話題をご紹介しました。
カープに入団し野球選手を現役引退したものの、その後も40年カープで職員として働き続けている苑田聡彦さん。
これまで名スカウトとして有名選手たちを見つけてきたその目は、まさにスカウトの神・・・と言っても過言ではないですよね(笑)。
カープ一筋というような人生を送られている苑田聡彦さんは、大げさではなく“カープには絶対に欠かせない人材”だと言えるでしょう。
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