最近、日本への外国人観光客の数が増え続け、毎年記録を更新しているほどですが、外国人の間で、大変人気が高く、ブームとなっているのが、「日本刀」です。
日本刀が好きな外国人の中には、「武士道」に惹かれている人たちもいるようです。
このように日本刀人気が高い中で、注目されているのが、刀鍛冶職人です。
2017年4月16日(日)23時25分から放送されるMBS・TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』では、刀鍛冶の吉原義人(よしはらよしんど)さんが取り上げられます。
そこで、この記事では、刀鍛冶の吉原義人さんについて、
吉原義人のプロフィール
吉原義人に弟子はいるの?
伝説の名刀とは?
の話題をご紹介します。
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吉原義人のプロフィール
出典:http://www.samurai-association.com/p2066/
吉原義人さんは、1943年2月21日生まれの現在74歳で、東京都葛飾区出身、現在でも現役で活躍する超一流の刀鍛冶です。
そもそも、吉原義人さんの祖父・国家さんが、茨城県で刀鍛冶をしていて、上京して、東京の月島で鍛冶場を作って、刀を中心に鍛冶屋を始めたのだそうです。
大正時代に、月島の鍛冶場が津波の被害を受けたため、現在の葛飾区に鍛冶場を移しましたが、吉原義人さんの祖父・国家さんの刀鍛冶の技術は、大したもので、当時から刀鍛冶の世界では、有名だったそうです。
そのため、吉原義人さんの父も刀鍛冶の職人となり、そして、吉原義人さんと弟の荘二さんも、刀鍛冶の職人になったそうです。
戦後から約10年間、米国により、日本刀の制作は禁止されていたため、吉原義人さんが、刀鍛冶職人としての修行を始めたのは、昭和30年頃のことだったそうです。
吉原義人さんは、20代の頃から、刀鍛冶として、頭角を現し、天才刀鍛冶の名をほしいままにしました。
1965年には、文化庁認定刀匠となったほか、伊勢神宮の御神刀も作刀しています。
39歳だった1982年には、刀鍛冶の最高位といわれる無鑑定認定を、史上最年少で受けています。
また、吉原義人さんが、力を入れているのが、米国、欧州への日本刀の普及活動だそうです。
1970年代には、米国で刀鍛冶の実演をして、そこで作った日本刀は、メトロポリタン美術館とボストン美術館によって、買い上げられ、展示されているそうです。
最近では、日本よりも、海外において、日本刀ブームが巻き起こっており、海外からの注文も多いのだそうです。
そのため、現在では、シアトルとサンフランシスコにも刀鍛冶の工房があり、そこで、日本刀を作って、納品することもあるといいます。
吉原義人に弟子はいるの?
出典:http://www.shinkeiken.com/inno/2015a/2015-10-21.html
吉原義人さんには息子さんがおり、吉原義一さんといいます。
吉原義一さんは、1967年3月29日生まれの現在50歳で、高校卒業後、父・吉原義人さんを継いで、刀鍛冶の職人として、活躍しています。
吉原義一さんは、父・吉原義人さんの下で、修行したと思われますが、父に負けず劣らずの腕の持ち主で、史上最年少の36歳で、無鑑定認定を受けています。
吉原義一さんが、父・吉原義人さんの弟子だったかどうかは、定かではありませんが、吉原義人さんには現在、弟子が6人いるそうです。
また、息子・吉原義一さんにも、8人のお弟子さんがいるそうです。
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伝説の名刀とは?
出典:http://nakata.net/rnp/area/5771/
2017年4月16日(日)の『情熱大陸』では、伝説の名刀といわれる「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」の作成を依頼された吉原義人さんに密着します。
「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」とは、平安時代の伯耆国の大原の刀工・安綱が作った日本刀であり、清和源氏の流れを汲む源頼光が、丹波国大江山にいた鬼・酒呑童子を、この太刀で斬首したという伝承に由来しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、刀鍛冶の吉原義人さんの
吉原義人のプロフィール
吉原義人に弟子はいるの?
伝説の名刀とは?
についての話題をご紹介しました。
職人の世界は大変厳しく、刀鍛冶も例外ではありませんが、吉田義人さんの家では、4代にわたって、刀鍛冶を続けています。
しかも、超一流の刀鍛冶として、知られています。
吉田義人さんは、日本だけでなく、海外にも目を向け、積極的に日本刀の普及に取り組んでいます。
そんな刀鍛冶・吉田義人さんを『情熱大陸』が密着します。
吉田義人さんの今後益々のご活躍を期待しています。
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