
毎年訪れるジメジメした時期。
ジメジメして蒸し暑くなると
待っていました!とばかりに発生するのが蚊。
水たまりやジトジトした地面や排水溝、
竹などの切口なんかに溜まった水の中にも、
いたるところにボウフラが湧き出てきます。
蚊というのは、1年中人や動物を刺すわけではなく
夏にかかる産卵の時期に、
メスの蚊が必要な高カロリー栄養分を求めて
飛び回るわけです。
そうか、子どもを産むために人を刺すのか
と同情している場合ではなく
様々な病原菌を運んでくるのもこの蚊なので、
この夏は、しっかりと蚊対策をしましょうね!
敵を知り己を知ること、
これが戦いに勝ち抜くための秘策。
ということで蚊に好まれる人の体質や
蚊対策の蚊取り線香について調べてみました。
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蚊に刺されやすい体質ってあるの?
端的に言って、蚊好みの体質はあるようです。
蚊は二酸化炭素、高体温、高湿度が大好き。
新陳代謝が良く、たくさんの二酸化炭素を排出する
例えば小さい子どもとか赤ちゃん、妊婦さん、
さらには運動など激しい動きをした後の人など
好んで寄ってきます。
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また、汗に含まれるアセトンや乳酸などの揮発性物質にも反応するので
運動した後のスポーツマン、汗をかきやすい人、
体臭の強い人やお酒を飲んだ後の人にも引き寄せられるわけです。
さらに、蚊が認識できる色は白と黒、
黒色は白に比べて熱を吸収するために
暑いところが好きな蚊は、
黒っぽい洋服を着ている人にも反応します。
蚊の行動範囲は、自分たちが発生した場所から
遠くても15メートルぐらいまで。
なるべく蚊が発生しそうなところに近づかないのがベストですが、
私のように田舎に住んでいると、
家の前の庭に、横の畑に、後ろの竹藪に
蚊の発生しそうな場所ばかり。
また、夏休みでキャンピングへ行くと
どうしても水辺、山の中、が定番ですので、
蚊を避けて生活するのは難しいですね。
蚊の好まない白っぽい服装をして
小まめに汗を拭いて、
後は防虫対策するほかないようです。
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蚊取り線香に効果はあるの!?
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さて、その防虫、蚊対策。
何と言ってもダントツにポピュラーなのが
日本の夏、蚊取り線香ですね。
除虫菊という植物のビレトリンという成分が
駆除効果が高いために使われていました。
現代は、このビレトリン成分を化学的に合成した
ビレスロイトという成分が使われていて
人体に入っても害がないと言われています。
蚊取り線香にはこのビレスロイト系のアレスリンという
成分が含まれていて、蚊を殺すほどの強さではなく
寄せ付けない、という働きが主です。
ただ煙が届かないと効果がありませんので、
例えば風上におく、扇風機と併用するなどの工夫も必要です。
最近では携帯用の腰に吊るす小型の蚊取り線香もありますから、
ちょっと草むらを歩いたりするときは
こうしたものも便利かもしれません。
雨上がりの庭や家の周りには水がたまりやすいので、
蚊の発生しそうなところの近くに蚊取り線香を設置すると
産卵に来るメスの蚊の数を抑えられますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蚊の性質を知り、蚊好みの人にならないよう、
また屋内外で蚊取り線香を有効に使って、
今年の夏は「蚊刺されフリー」で楽しんでくださいね。
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