
ニンニクは即効性のある元気になる食べ物というイメージがありますが、
どのような効果や効能があるのでしょうか?
今回は、ニンニクについて調べてみました!
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ニンニクの効果や効能がスゴイ??
ニンニクの栄養は食品の中でもトップクラスです!
抗菌作用、発汗・利尿作用、血液循環・促進作用などの効果があるニンニク。
1片は大きさにより異なりますが、大体7~20Kcalだと言われています。
気になるのニンニクの栄養素!
1個あたり約42gにどのような成分が含まれているのでしょうか?
○アリイン(165mg)
ニンニクの主成分と言われるアリインは、ニラやらっきょうなどにも含まれているもので、疲労回復・滋養強壮に大きな効果を発揮するといわれています。
○カリウム(224mg)
カリウムは体内の余分な塩分や水分を体外へ排出する働きがあると言われ、むくみの解消や血圧を下げる効果があるそうです。
○アルギニン(420mg)
アルギニンは栄養ドリンクなどに配合されることが多く、
ホルモンバランスの正常化・老化の防止など、
滋養強壮効果、更年期障害の症状の緩和などに効果が期待されているそうです。
○セレン(6.0㎍)
セレンは別名「セレニウム」と呼ばれ、
老化の原因となる活性酸素に対抗する、抗酸化作用を持つ成分だといわれています。
その他にも
たんぱく質・脂質・炭水化物・食物繊維・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンC・葉酸・パントテン酸・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リンなど、数十種類もの栄養素が含まれています。
ニンニクパワー恐るべし!!!!!
これだけ豊富に栄養素が含まれていれば、
元気になるのもわかる気がします。
毎日続けて適量(生なら1片、加熱したものなら2~3片ずつ食べる)を食べると、
風邪などの病気にかからない丈夫な体づくりに役立つそうですよ。
ニンニクを2〜3日に1回食べる人は、5~10gで十分です。
つい、たくさん食べたくなってしまいますが、
ニンニクの食べ過ぎは、いろいろな副作用が起こることがあります。
どんな副作用が起こるのかというと、
腸内の善玉菌減少・胃壁の炎症・胃の痛み・軟便(下痢)
抗生剤の効果減少などです。
刺激が強く毒素の分解能力も高いことから
胃腸への負担や薬の効果にも影響がでてしまうようです。
風邪薬を飲んでいるときには、ニンニクの摂取を控えるか
同時摂取は避けましょう。
また、ワルファリンなどの血液を固まりにくくする薬を服用中の場合も、
摂取を控えたほうがよいそうです。
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ニンニク効果の高い食べ方とは!?
ただニンニクを食べればいいというものでもなく、
加工法や調理法によって成分に違いが生じるため、効果も違ってきます。
○殺菌効果→生のニンニクをスライス
○抗血栓・抗酸化・強壮作用→スライスをサラダ油に入れてから炒めたり、鍋料理などに
○強壮作用→酢漬け、アルコール漬け、ハチミツ漬けなど
○体温上昇・強壮作用→よく茹でてからつぶして、料理に使う
このように、求める作用によって食べ方がかわってきます。
加工法や調理法によって、ニンニクが持つ数種類の成分が形を変え、
数十種もの二次的な成分を生み出すからです。
ここで、疲労回復にいいとされるニンニクのハチミツ漬けの作り方を紹介します!
小分けにしたニンニクを瓶に入れて、ひたひたになるまでハチミツを加え、
瓶をゆすって混ぜながら2,3ヵ月おきます。
ハチミツが茶褐色になったら、食べ頃のサインです。
すぐにでも食べたい!!という場合には、ニンニクにハチミツを絡めて食べるといいそうです。
また焼いたニンニクを、朝晩1片ずつ食べるだけでもスタミナ増強の効果があるそうです。
是非、試してみてください!
ニンニクの健康効果が現れる時間には、男女で違いがあるといわれています。
女性の場合はニンニクを食べて約6時間で効果が現れるそうですが、
男性はその倍の約12時間かかるそうです。
ニンニクは、1度食べると2日間は効果が持続するという研究結果があると言われています。
空腹時は避けるようにして、ビタミンB1のもの(豚肉など)と一緒に食べると、より効果的だそうです。
ニンニクを選ぶ際や保存の気を付けるポイントは?
ニンニクを選ぶ時には、表面が乾燥していて、硬く締まったものが良いです。
なるべく粒が丸くて大きいものを選びましょう。
しかし、乾きすぎているものはよくありません。
ニンニクの保存で一番良いのは、穴を開けた紙袋やネットに入れて
風通しのよい涼しい場所に置いておくことです。
冷蔵庫で保存する場合は、結球を傷つけないように分けて、
ラップに包んでチルド室に入れておきます。
冷凍保存も可能で、凍ったままの状態で調理ができます。
さまざまな効果があるニンニクなので、
毎日摂取したいところですが、気になるのが「ニオイ」!!!
飲み物や果物でニオイを抑えることができるようです。
ニオイの抑え方
○お茶でニオイを消す
・緑茶
・烏龍茶
・ジャスミンティー
・マテ茶
・青汁
これらは強力な消臭効果を持つ、カテキンやフラボノイドを含んでいるので、
ニンニクを食べたあとに飲むと、ニオイを抑えることができると言われています。
カテキンやフラボノイドは梅干しにも含まれているので、
梅干しもニオイ対策にピッタリとのことです。
○果物や野菜でニオイを消す
・りんご
・ブルーベリー
・プルーン
・パセリ
・ほうれん草
・ごぼう
これらに含まれるポリフェノールや酵素などが、
にんにくのニオイを消してくれるそうです。
果物なら食後に、野菜ならニンニクと一緒に食べるとニオイ対策になるとのことです。
チョコレートにも、ポリフェノールが含まれているのでおやつにいいかもしれません。
○その他
ニンニクを食べた後に牛乳を飲む、という方法はよく知られているかと思います。
これはニオイの元がたんぱく質と結合することにより、ニオイが消えるからだそうです。
ニンニクと一緒にチーズや卵を食べるのも、効果があるといわれています。
まとめ
ニンニクは栄養たっぷりの食べ物だということがわかりました。
2日も効果の持続性があることに驚きでした!
それだけパワーがあるということですね!
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