
2017年6月8日(木)放送されたテレビ東京系トークバラエティ番組『カンブリア宮殿』は、「コメのおいしさ&健康革命!日本の農家を救う発明王」というテーマで放送されました。
このテーマで取り上げられ、出演するのは、東洋ライス代表取締役社長・雜賀慶二(さいかけいじ)さんです。
東洋ライスは、テレビCMをやっていたこともあったので、知っている方もいるのではないでしょうか。
「ライス」だけに、コメに関する事業を行っている会社です。
この記事では、雜賀慶二(東洋ライス社長)さんについて、
雜賀慶二のプロフィール
東洋ライスの経歴は?
金芽米が大人気?
の話題をご紹介します。
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雜賀慶二のプロフィール
出典:http://www.news-postseven.com/archives/20160907_444229.html
雜賀慶二さんは、1934年(昭和9年)生まれの現在83歳で、和歌山県和歌山市出身、和歌山市立城東中学校を卒業後、家業の食糧加工機販売業を手伝い始めて以来、長年、精米機の開発だけでなく、無洗米や金芽米などの開発・販売などを行ってきた、東洋ライス株式会社の代表取締役社長です。
雜賀慶二さんの父親は、精米機の修理販売を手掛けていたため、雜賀慶二さんは、中学を卒業後、家業を手伝い始め、その腕と技術を磨いていきます。
雜賀慶二さんの大きな転機となったのが、1960年に、大手メーカーでも開発が不可能と言われていた「石抜き撰穀機」を、世界で初めて、開発したことでした。
これを機に、1961年に東洋精米機製作所が設立され、「石抜き撰穀機」は「トーヨー撰穀機」として、本格的に販売を開始されました。
その結果、「石抜き撰穀機」は、大きな売上を記録し、大成功を収めました。
一方、雜賀慶二さんは、1963年、財団法人雑賀技術研究所を設立し、自ら会長に就任しています。
この財団法人を設立したのは、雜賀慶二さんが「石抜き撰穀機」を開発する過程で、抱えた苦悩や困難を乗り越えて、成功を収めたことがきっかけとなったそうです。
雜賀慶二さんが代表取締役社長を務める東洋ライス株式会社は、精米機、金芽米を始め、幅広く事業を展開している優良企業です。
その企業の社長である雜賀慶二さんの年収は、明らかにされていませんが、数千万円は下らないのではないでしょうか。
東洋ライスの経歴は?
出典:http://blog.goo.ne.jp/peachmixjuice/e/bee69418a57792750e92b71715f73ed6
1985年、雜賀慶二さんは、東洋精米機製作所の代表取締役社長に就任しています。
代表取締役社長就任後、雜賀慶二さんが、取り組むべき課題となったのは、長年の悲願で、米を研がずに炊くことできる「無洗米」の開発でした。
そして、その「無洗米」の開発に成功したのは、雜賀慶二さんが代表取締役社長に就任後、6年後の1991年のことであり、日本初の快挙となりました。
その後、「BG無洗米」という商品名で販売が開始されると、売上はたちまち増えていき、農林水産大臣賞を始め、数多くの賞を受賞しています。
2000年には、東洋精米機製作所が中心となり、全国無洗米協会が設立されています。
2004年には、「金芽米」の製造・販売を手掛けるための子会社・トーヨーライス株式会社が設立されました。
しかし、2013年には、このトーヨーライス株式会社は、東洋精米機製作所と合併され、東洋ライス株式会社が設立されました。
雜賀慶二さんは、同社の代表取締役社長に就任しています。
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金芽米が大人気?
ご紹介しましたとおり、雜賀慶二さんは、2004年に「金芽米」の製造・販売を手掛けるための子会社・トーヨーライス株式会社を設立しています。
「金芽米(きんめまい)」という言葉を聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。
「金芽米」とは、白米よりも美味しくて、栄養があり、健康にも良いという、優れたお米のことで、玄米、胚芽米、白米に続く第4の米と言われています。
「金芽米」を精米するためには、特殊な精米法を考え出す必要がありましたが、「均圧精米法」という精米法を考案できたことによって、「金芽米」を製造することが可能となりました。
今では、レストランや病院を中心に、「金芽米」は普及しているそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、雜賀慶二(東洋ライス社長)の
雜賀慶二のプロフィール
東洋ライスの経歴は?
金芽米が大人気?
についての話題をご紹介しました。
雜賀慶二さんが社長を務める東洋ライス株式会社は、素晴らしい企業ということが、わかっていただけましたでしょうか。
この会社が、ここまで成長できたのは、社長である雜賀慶二さんの存在が大きかったようですね。
東洋ライス株式会社は、すごく身近な会社ですが、「金芽米」とか、食べたことがないので、是非とも食べてみたいですね。
雜賀慶二さんの今後益々のご活躍を期待しています。
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